大きな唐破風をエレベーター建屋にあしらい、避雷針のデザインも非常に凝ったもの。エレベーターが当時いかに貴重な最新設備であったかを物語っています。
当時はめずらしい最新設備でしたが、今も現役で使用されていることから、日本のものづくり技術の高さがうかがえます。
3方向に窓がある開放的な空間。左右のベンチシートに着席した際、ちょうど東山が一望できるように設計されています。
鮒鶴は、山紫水明の景観を愛でることを本当によく考えて設計されています。美しい眺望が得られる空間からのパノラマ風景は、最高の料理にも勝るものかもしれません。
ゆったりとしたオープンスペースからは京都市内が一望でき、ウエルカムパーティーなど多彩な用途に使用されています。
